インターネットFAXの欠点
インターネットFAXの欠点としては、下記があります。
1,FAX番号が限られる
(サービス会社によりますが)通常は、“050”や“03”など限られた市外局番での番号しかありません。
ですので、会社などでは少し違和感があります。
また、“020”の市外局番を使用するサービスは要注意です。FAX送信相手が負担する通信料金が、普通の回線より高くなります。また、IP回線を使用しているファクスでは送信できない場合があります。
※efaxなど一部のインターネットFAXサービスは全国市外局番に対応しています。
2,月額の基本料が必要
インターネットFAXサービスは当然有料です。一般的に基本料が1,000〜2,000円/月程度、100枚送信した場合、基本料込で1,200〜2,500円/月程度が標準的な価格です。通常のFAXは、基本料が約2,000〜3,000円、100枚送信して3,000〜6,000円と考えると、それほど高いわけでは無いと思います。
ただし、従来のFAX回線をそのまま残してインターネットFAXを併用する場合は、このコストがそのまま増加してしまいます。
もちろん従来のFAX回線の代わりとして導入した場合は、逆にコストを減らすことが出来ます。
3,PC操作が苦手な人や高齢者には敷居がたかく感じる
メールと同じく、PCに対して苦手意識があると、慣れるのに時間がかかることがあります。
使用する人がITを苦手としている場合は、導入前に本人からもよく意見を聞いたほうが良いでしょう。
4,認知度が低い
あるアンケートでは、日本でのインターネットFAXの認知度は18パーセント程度でした。
(アメリカでは同じ60パーセント以上です。)
メールでFAXを送信した場合、(インターネットFAXサービスによりますが)メールの内容がそのまま相手が受信したFAXの表紙となるため、相手先が少々困惑する場合があります。
(FAX?メール?なんだろう?という軽い戸惑い程度ですが。)
※インターネットFAXサービスによってはこれらの問題に対応できるものもあります。
当サイトでは、主要11社のインタネットFAXサービスを31項目で比較した結果、最高評価のefaxをおすすめしています。
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